心象風景の窓から

〜広大な言論の世界に、ちょっとの添え物を〜

若者

悲劇的リアリズムを生きる 〜IS(Islamic state)と若者〜 Part2

悲劇は日々繰り返される。その怒涛なる世界の内側で、まるで首を締め付けられるような苦しみに、のたうち回る彼らの呻き声が、このすぐ傍にまで滲み出している。しかしこの悲劇を視まいとする群衆の犇めく自惚れが、その救いを求める彼らの手を払い退けるの…

正義が悪を欲する世界 〜IS(Islamic state)と若者〜 Part1

かつて2001年9月11日に、同時多発テロがアメリカで起きた。その際、当時のアメリカ大統領が、この報復処置としてアフガニスタンへの侵攻を開始した。そしてその翌年、当時のアメリカ大統領が一般教書演説にて、当時のイラン・イスラム共和国、イラク(バアス…

現行憲法の国民に対する義務を問う 〜体罰は是か非か?〜 No.2

では、この問題をもっと大きなフィールドに拡張した場合では、どのように解釈できるでしょうか? 現在、日本国憲法には、国民の三大義務の一つで「教育を受けさせる義務」という文言が明記されていますね。そもそも事の発端となった学校制度は、明治に発布さ…

そもそもの学校の意義とはなんだろう 〜体罰は是か非か?〜 No.1

youtu.be 卒園時、各校区に振り割される時も、また入学式の時も、とうの子どもは訳も分からないままに、学校制度に馴染むための工程を進んで行きます。かつてのみやすけ自身もそうだったように、大人からは学校に行きたいか、行きたくないかの明瞭な説明も、…

絶対性の凋落、無限に相対化する社会に生きる 〜なぜ若者は自己肯定感が持てないのか〜 No.2

そのような高度経済成長期の時代の栄光も、ついにはイデオロギー集団の絶対的な構造と共に崩壊に向かう。それにも関わらず、その絶対的な集団の「意識」だけが残滓として遺った。そしてその当時のポジティブな差別化の構図と、その力学の原理が、そのままの…

”ジャパン・アズ・ナンバーワン”の栄光と影 〜なぜ若者は自己肯定感が持てないのか〜 No.1

「少年よ大志を抱け」という言葉にあるように、若者というのは、壮大に夢を抱き、またそれを果たすように期待される。しかし、あらゆる世界で、己が自由に大志を抱けるには、自分の信念の安全性が保障されていなければならない。また人間は、素っ裸な姿では…

悲劇的リアリズムを生きる 〜IS(Islamic state)と若者〜 No.2

今回、記事の大幅な改訂にあたり、以下のアドレスにお引越し致しました。 何卒、よろしくお願いします。みやすけ miyasuke.hatenablog.com

正義が悪を欲する世界 〜IS(Islamic state)と若者〜 No.1

今回、記事の大幅な改訂にあたり、以下のアドレスにお引越ししました。 よろしくお願いします。みやすけ miyasuke.hatenablog.com