心象風景の窓から

〜広大な言論の世界に、ちょっとの添え物を〜

2014-01-01から1年間の記事一覧

貧困問題の問題について 〜所得格差是正によって、本当に貧困は無くなるのか〜

ここ最近、いつの間にか、「貧困」と「貧乏」のニュアンスが、ごっちゃに使用されてしまっている感じがする。みやすけが思うに、単に所得の高低差だけで、貧困問題を語るのは、とても危険な事だと思う。例え、貧乏でも自己肯定感や、居場所がある人も居るし…

悲劇的リアリズムを生きる 〜IS(Islamic state)と若者〜 No.2

今回、記事の大幅な改訂にあたり、以下のアドレスにお引越し致しました。 何卒、よろしくお願いします。みやすけ miyasuke.hatenablog.com

正義が悪を欲する世界 〜IS(Islamic state)と若者〜 No.1

今回、記事の大幅な改訂にあたり、以下のアドレスにお引越ししました。 よろしくお願いします。みやすけ miyasuke.hatenablog.com

体制を「ケアする」とはなんだろう? 〜新自由主義を生きるための小論〜

現在、新自由主義が政府によって推進される中、競争原理は日々激化して行くばかりである。その現状に、様々な懸念や批判などが巻き起こっている。しかし、日本の現状の経済の状態を見れば、そのような動向も決して青天の霹靂なのではないと思われる。経済成…

大きな政府に依存しないための方法小論 〜循環経済は、自分の行動で巡る〜

これからは新自由主義がより先鋭化して行く時代に入ると思われる。その渦中で、社会保障費は、徐々に削られて行き、これからの政府の国家予算案が、経済成長優先の編成に組まれて行く事は、確実である。またこのような流れに抵抗するのも、一つの手段かも知…

男性のDV被害はいかにして隠されるのか ~男女の被害意識の相違~

離婚、うつ、死亡事件まで発生…DV妻に苦しむ男が急増中!?(1/3) | ビジネスジャーナル 当たり前だが、女性でも暴力は振るう。しかし女性の暴力は、メディア上にはあまり表面化しないのだ。なので、その潜在数はとても多いと思う。その根拠は、男性のお笑い…

歴史を学ぶとは 〜歴史とその時代の論理構造を知ること〜

この前、たまたま出逢った人が、歴史を学んでいるらしく、さも自分の習った知識やら認識に誇りがあるように、現在、社会で起こっている社会現象を、その問題とされる事例や引用を多用して、切り込んでいた。その人の、あまりの自信と、そのざっくりと問題に…

反原発派はなぜ敗北したのか 〜イメージと信頼関係〜

福島の原発問題のようなひっ迫している現実を争点にし、それに世論でも原発に対して問題意識がかなり高かったのにも関わらず、反原発陣営はボロ負けだった。なぜだったんだろうかと、みやすけは首をかしげるが、反原発陣営の面々を見ると、なるほどな、と感…

生を歩む途の途上で 〜郵便的不安と彩りのファンタジー〜

どのような人生にも、それなりのファンタジー性や非日常感は必要不可欠なんだろう。今、東浩紀さんの本を読んでいるが、みやすけは彼の世界にどっぷりと浸る事で、一体何を得ているのだろうか。果たして、その世界の中でテクストから滲み出る匂いに悦楽を感…

バラエティ番組化するニュース報道 ~消費されるだけの不幸~

【テレビのミカタ】”集団強姦”容疑で「逃走中の男」 身柄確保の映像でNHKが圧倒的! フジも大健闘 ほとんどの犯罪というのは、リアルの不幸の成れの果てで起こる事が多いと聞く。つまり新聞の一面や、テレビなどの映像表現では、到底語り尽くせない当事者の…